三題噺

三題噺 震災の記憶

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2011年3月11日。晴れた空の下で私はビスキュイを配り歩いていた。気持ちの良い昼下がりに、公園でイベントのお手伝いをしているのだ。本当は東京のドームでコンサートと行きたいところだが、売れないアイドルである私には地元の公園でお菓子配りが妥当だ。

子ども達相手にお菓子を配っていると、揺れを感じた。と思った次には大きな地震に巻き込まれていた。幸い、公園の中は倒れてくるものが少なかった為、地震そのもので亡くなる人はいなかった。

揺れが一通り収まると、イベントに参加していた子供たちが大声で叫び始めた。

「津波が来るから、みんな高いところに逃げないと駄目だよ、今すぐに!」

そう言って私の袖を引っ張る子供たち。大人は落ち着きを装いながらも、「原子力発電所が心配だ」と漏らした。

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以上、三題噺でした。今回のお題は「アイドル」「原子力発電所」「ビスキュイ」でした。

原子力発電所がある時点で福島の大地震しか思いつきませんでした。背景の調査が不足しているので、この程度までしか書けませんでした。その日の天気などはどうやって調べたら良いのでしょうか。今思いつきました、気象庁のサイトを調べるのも良いかもしれませんね。

お題の「ビスキュイ」とはお菓子用語でビスケット全般のことだそうです。今回のお題は3つともバラバラの性質で少し難しかったですね。もっと書けるようになりたいです。

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