絵本

天敵の友達と雪の中過ごした回想録

投稿日:

たった五か月間の友情で、二匹は永遠の想い出をくれたーー

 

本日紹介する絵本は「あらしのよるに特別編 しろいやみのはてで」です。

前回も紹介したあらしのよるにシリーズが再び登場です。

 

今回のお話は、本編で吹雪の中雪の中に閉じ込められた時の二匹の回想録となっています。

こちらは本編を読んでいない人にはしっくりこない絵本になるかもしれません。

漢字は使われておらず、平仮名と片仮名で構成されています。

 

最後のメイの一言にハッとさせられました。

私たちは毎日学校に行ったり、仕事をしたりとそれぞれの日常を送っています。

そのような日常の中で、明日が来ないかもしれない、などということは殆ど考えません。

メイと同じように、たとえ明日が来なくても、幸せだったと思えるような毎日を過ごしたいものですね。

 

本日紹介した絵本

タイトル:あらしのよるに特別編 しろいやみのはてで

作:きむらゆういち 絵:あべ弘士

出版社:講談社

定価:1400円

-絵本

Copyright© 海野豹の読書雑記 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.