二枚のカードが目の前にある。
右か左か。ただそれだけの選択肢しかない。
相手がカードの位置をずらした。
これにより選択肢が「左」と「飛び出た右」に変化した。
相手は私の気持ちに揺さぶりをかける魂胆なのだろう。
相手の瞳を見ながら手を右のカードに置いてみたり、左のカードを掴んでみたりする。
相手の瞳が揺れた方に、私は賭ける。
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今日の三題噺のテーマは「カード」「魂胆」「瞳」でした。書きやすい題材ですね。
ちょうどキングダムハーツの曲を聴きながら書いていました。だからルクソード戦を描こうかと思いましたが、書いてみると意外と難しくてやめました。私は2次創作というものを書いたことがないのです。
そして手軽な題材「ばばぬき」に走りました。ばばぬきの最後の2枚での駆け引きには皆さん熱いものがありますよね。
久しぶりに大人数でばばぬきがしたい。そんな気持ちになりました。
いつか、今ブログとは別で書いている小説のスピンオフとして三題噺を書くことができれば、楽しかろうと思います。