ぼくの うちに くるまえ、
本日は絵本の「きみが うちに くるまえ…」を紹介します。
ある少年が犬を飼うところからお話が始まります。
その犬は少年のところに来る前にどのような体験をしたのか、少年の想像が続きます。
それから真実が少しだけ見えます。
でも少年には関係ありません。
もうこの家の犬になったのだから。
というストーリーです。
この絵本は簡単な漢字に振り仮名が振ってあります。
最後の訳者あとがきにも振り仮名が振ってあるので、小さなお子様でも踏み込んだところまで読む事ができます。
この絵本のテーマは捨てられて殺処分されてしまう犬や猫の問題についてです。
作者のマリベス・ボルツさんは、犬は猫を飼いたいときには保健所に行って欲しいと語っています。
しかし保健所の犬たちはしつけをすることが難しいと聞いたことがあります。
特殊な癖がついている場合もあります。
しつけが大変なのは新しい子犬も一緒です。
調教が上手くできなくて困ったちゃんになってしまった犬たちをテレビで観た事があります。
調教しなおす人のお話だったのですが、本当に壮絶でした。
動物を飼う時には責任を持って飼いましょうね。
本日紹介した絵本
タイトル:きみが うちに くるまえ…
文:マリベス・ボルツ 絵:デイヴィッド・ウォーカー 訳:木坂 涼
出版社:岩崎書店
定価:1200円