本日は、題名の本を読み終えましたので、纏めてみたいと思います。
この本を読もうと思ったきっかけは、私の睡眠の乱れでした。
前々から、昼の14時頃に眠くなる症状がありました。
それに加えて12月に入ってからは、明け方に目が覚めるようになりました。
この本の中に解決策は、載っているのでしょうか?
目次
1.著者情報と本の概要
まず、この本の著者は「西野精治」さんです。
著者は、スタンフォード大学で睡眠に関して研究しています。
著者によればスタンフォード大学は、睡眠研究の最先端なのだそうです。
その著者が書いた本書は、一般的な眠りに対する困ったに対して答えを示す本となっています。
2.定義
さて、早速中身に入って行きましょう。
まずは、題名にもなっている「最高の睡眠」の定義からです。
本書では、以下のように定義されています。
それでは改めて、最高の睡眠とは何だろう?
答えは、「脳・体・精神」を最高のコンディションに整える、「究極的に質が高まった睡眠」となる。
「最高の睡眠」p.8 ll.4-6
この「究極的に質が高まった睡眠」とは、入眠後訪れる90分の深い眠りの質をいかに高めるか、ということです。
睡眠の質を高める要素は「睡眠」と「覚醒」で決まります。
眠っている間だけでなく、起きているべき時間にきちんと起きることで、より睡眠の質が上がるのです。
次の項からは、少しだけその具体的な助言を載せたいと思います。
3.よく眠る為にできること
本書には、本当に多くの助言が載っています。
全てを載せる事は、難しいので私が、実践できそうなものをひとつだけ紹介します。
靴下を履いたまま寝てしまうと、足からの熱放散が妨げられてしまう。(中略)脱がない靴下は、眠りの助けにならない。
「最高の睡眠」p.138 l.12-p.139 l.4
私は、冷え性です。
夜になると足が冷たくなります。
その為、夜に眠る際に靴下を履いていました。
しかしそれは、眠りを妨げていたのです。
そのメカニズムは、こうです。
赤ちゃんに顕著に見られますが、人間は、眠くなると手足が温かくなりますよね。
このとき、手足から熱を逃がして体温を下げ、よく眠れる準備をしています。
しかし靴下を履いていると、この時に熱を逃がすことができません。
その為に、眠りが悪くなってしまうのです。
私は、この部分を読んでから、靴下を履いて眠ることを止めました。
また、湯たんぽを使用していましたが、寝る直前まで使用して、眠るときには取り除くようにしました。
すると、入眠が確かにスムーズになりました!
本書には、これ以外にも具体的な助言が、沢山載っていますので、ひとつずつ試していきたいと思います。
4.昼に眠くなることは避けられない
さて、私の一番の悩みは、14時頃に眠くなってしまうことでした。
本書によるとこの眠気は、人間である以上避けられない様子です。
人間の祖先もこの時間には、昼寝をする習慣があるらしいからです。
それでも対処法として以下のような方法が、載っていました。
ランチは軽めで、ヘビーミールを避ければ、午後の倦怠感防止に役立つはずだ。また、食べるときも、4章でお伝えしたように「噛む」ことを意識してほしい。
「最高の睡眠」p.219 ll.9-10
噛む事が、眠気を撃退するために役立つということで本書では、ガムも推奨しています。
いつでも食べられる状況ではないかもしれませんが、14時頃の眠気には、ランチを軽くしてガムを用意することが有効そうです。
5.まとめ
今回は「最高の睡眠」についてまとめてみました。
本記事で紹介した方法の他に、沢山の助言が載っています。
是非皆さんも一度手に取って読んでみて下さいね。