絵本

ヨーロッパを巡る猫のお話

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ヨーロッパに行ってみたいーーー

 

本日紹介する絵本は「たびネコさん ぐるりヨーロッパ街歩き」です。

この絵本はヨーロッパの名所を紹介する形で作られた絵本です。

絵本の最後にはお話の中で登場した名所の紹介文があります。

また、この絵本の文章は5、7文字でまとめられていて、日本人に寄り添った訳となっています。

それもそのはず、この絵本は「第22回いたばし国際絵本翻訳大賞」を受賞しているのです。

文章は基本的にひらがなですが、漢字にはふりがなも振ってあります。

この絵本は文章もよいですが、名所の絵を味わうことに主眼を置いています。

 

私はヨーロッパに行った事がありません。

だからこの絵本で旅をした気分になりたくて読んでみました。

この絵本を読んで、さらにヨーロッパに行ってみたくなりました。

 

この絵作者であるケイト・バンクスさんは他の絵本で賞を受賞しています。

今後その絵本も紹介できればよいなと思います。

 

私は海外文学が好きです。

だからこのブログでも海外製の絵本や小説を紹介することも多いと思います。

でも海外の文章を日本語で読むためには、そこに「訳」が媒介していることを見落としていました。

この絵本は翻訳の賞を受賞しています。

そのことが、私に「訳」の重要性を思い出させてくれました。

これから海外製の本を読むときには、「訳」者さんに感謝しながら読みたいと思います。

 

本日紹介した絵本

タイトル:たびネコさん ぐるりヨーロッパ街歩き

作:ケイト・バンクス 絵:ローレン・カスティーヨ 訳:住吉千夏子

出版社:きじとら出版

定価:1800円

-絵本

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