今回紹介する本は、ライトノベルの「ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編」です。
この作品は、私が中学生の時に出会った作品で2006年に出版されました。
「日日日(あきら)」さんの作品となります。
この作品の主人公は「山田太郎(偽名)」という人間の兵士である男性です。
この世界では、機械が自我を持ち、人間と戦争をしています。
その機械たちの教育の場である「学園」で、何故か人間であり機械の親玉である「チェシャ・キャット」を破壊する使命を帯びた山田が目覚めます。
周りは敵だらけの場所なので、偽名を名乗るわけです。
山田の前に現れたのは、機械である「加藤千紗」でした。
千紗に世話をされながら学園に馴染んでいく山田ですが、その前に颯爽と現れたのは「ギロチンマシン中村奈々子」でした。
両腕が兵器であるギロチンマシンと山田は、仲良くなったものの、その陰に暗躍する影があって……というお話しです。
学生時代、これを読んだときに、自分のアイデンティティをひっくり返された記憶があります。
果たして山田は、無事に「チェシャ・キャット」を破壊できるのか?
学園の外に脱出し、人間の世界に帰る事はできるのか?
ぜひ読んで確かめてみて下さいね。
Amazonならば中古品が1円と送料で手に入る様子ですので、お気軽に。
追記:続編の「ギロチンマシン中村奈々子 学級崩壊編」も読みました。
感想をこのブログの別の場所で公開していますので、リンクを貼っておきます。
ぜひ興味のある方は、読んでみて下さいね。