ダイヤモンドパウダー……。
それは宝石になれなかったダイヤモンドを砕いた粉である。
ダイヤモンドはとても固い為、屑となっても使い道がある。
例えば、眼鏡のレンズを削る為に高速回転する機械に取り付けて使う。
大工用保護眼鏡もダイヤモンドパウダーが無ければ完成しなかったわけだ。
この保護眼鏡は私の仕事道具の一つだ。
それがこのようなキラキラの粉によって支えられていたとは……
人間界の分業というのも馬鹿にできないものである。
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本日は三題噺でした。本日のお題は「宝石」「大工」「屑・粕」です。
宝石と屑でダイヤモンドパウダーはすぐに思いついたのですが、大工がダメでした。ちょっと無理やりですね。
文章も少し短くなってしまいました。もっと精進します。