心理学 読書

ユング心理学の始めの一歩に読みたい本

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こんにちは。海野豹です。年間100冊を目指して読書記録をブログにアップしています。ブログを始める前は年間50冊ペースで読んでいました。このブログの目標は「毎日本を1度以上開くこと」と「ブログを毎日1行以上更新すること」です。コメントで応援下さると大変喜びます。

 

さて、今回紹介する本は「やさしくわかるユング心理学」です。「嫌われる勇気」でアドラー心理学に触れて感化された私が、次に手に取った本はユング心理学の本でした。この本の前に「ユングの世界ーー現代の視点から」という本を読みましたが、難しすぎてわかりませんでした。

「ユングの世界ーー現代の視点から」で単語に親しみを持つようになり、今回の本でやさしく解説してもらった形になりました。それぞれの単語がわかりやすく解説されており、感覚をつかむことができました。

また、最後の章で童話や映画を題材にユング心理学の視点から読み解く試みも面白かったです。現実で観た映画の分析もやってみたくなりました。私には知識が足りないのでなかなか出来ませんが。また、この本で紹介された作品を実際に観てみたいなと思いました。どれも面白そうなお話ばかりでした。

ユング心理学で重要な意味を持つものは「無意識」と「夢」です。この本を読み始めてから、夢を見た朝には記録を付けて、夢占いをするようになりました。しかしこれも無意識の賜物である「夢」を意識レベルに引き上げてしまうため、あまり有効な手段ではないようです。

この本の最後に著者の連絡先が書かれていて、お金を払えば夢分析を受けられるようになっています。私も夢分析を受けてみたいと思いましたが、場所が新宿であることと、かなり値段がお高めなので、現在は手を出していません。しかし夢分析に興味を持ちました。いずれ手を出す日が来るかもしれません。

ユング心理学とは直接関係はないのですが、本書の最後の方に「中世までは黙読が存在せず、音読するのが普通だった」という趣旨のエピソードが書かれていました。私は詩が苦手なのですが、その理由の一つに小説のように黙読してしまっていたことが挙げられるようです。

早速この本のエピローグを音読してみました。段々と音読がスムーズになっていきました。これからこのブログを続けるに当たって、仕事がある日は絵本にしようと考えています。絵本を音読したら、きっと楽しいでしょうね。

 

では今日はこの辺で。やはり一気読みをしないと感想が書きにくいですね。徐々に改良していきたいと思います。

 

紹介した本

「やさしくわかるユング心理学」

著者:山根はるみ

定価:1400円

出版社:日本実業出版社

1999年初版

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