私は、大学生の時から消防団に興味がありました。
きっかけは、仲が良かった大学の先生が消防団に入っていたからでした。
その先生は消防団が大好きで、学会をサボって行くほどでした。
とはいっても、緊急的に集まってホースで放水なんて私にはできないし……と思っていました。
今日、地元の図書館に行って来ました。
借りたい本を借りて、たまたま図書館の玄関でメールを返信しようといつもと違う棚の前に立ちました。
するとその棚は行政コーナーになっていて、消防団のチラシが置いてありました。
地元を受験するときの力になるかも……と一枚持って帰ってきました。
チラシを見ると、地元も他の自治体と同じように人手不足になっているようでした。
若者、特に女性が集まらない現状がそこにありました。
サクッと消防団についてググってみると、女性団員もいる様子ですが、男性団員とは分けられた団に所属しているようです。
もっとわかりやすく言うと、女性は女性で固められているのです。
正直言って、これはあまり良いやり方ではないように思われます。
男女共同参画の視点に立てば、男女が混ざってこそ少数派の力が生きるからです。
前職のパチンコ屋さんも、男性が多くて女性が少数派の会社でして、女性を固めて交流会をする制度もありました。
でも男性たちから、女性が集まって会社のお金で遊んでいる、という誤解もありました。
男性と女性で分けてしまうと、男女共同参画にならない上に、お互いがお互いに何をしているのかが不透明になってしまうのです。
もちろん、消防団の場合は地区担当もありますし、きれいに配分もできないでしょう。
男性が多い中、女性一人で配属になることも嫌な気持ちになる人もいるでしょう。
そもそも活動内容が違うので、不可能なのかもしれません。
でも、ちょっと気になった私なのでした。
本当は、興味があるので問い合わせをしてみようか、とても悩みました。
今のところ、結局問い合わせしていません。
うーん、メールだけ送ってみるか、いまだに悩んでいます。
悩むくらいなら、すればいいのにと自分でも思います。
でも、まだしばらく悩みそうです。