三題噺

三題噺 上司と釣り

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特にこれと言った趣味がない私に、新しい事を沢山教えてくれる上司がいた。私は仕事とプライベートを分けることが苦手だった。その時に私に仕事とプライベートで服を分けることを教えてくれた人もこの上司だった。この方法を始めてから私は鬱を抜け出すことが出来た。友達からの反応も上々だった。

その上司が今度は私に釣りを教えてくれると言う。釣りは仕事仲間と交流を深める事に一役買ってくれる趣味らしい。他にはゴルフなども人気だ。

とりあえず今日の所は釣り具屋さんに上司と共にルアーを買いに来た。次回海釣りでしっかりと釣り上げる事が出来るようなヒットルアーを探しに来たわけだ。

私が生まれた町にも海があった。私は青い海が大好きだった。私の町には特にサーファーが沢山いた。勿論、釣り人も沢山いた。しかし私はサーフィンも釣りもしたことがない。

「新しいこと、やってみよう!」

これが上司の口癖だった。何回勇気づけられたかわからない。流石にこう言って酒を勧められた時には困ったが。

今度の釣りは雨天順延だ。順延してしまったら仕事の都合と合わなくなって参加できなくなってしまう。家に帰ったらテルテル坊主を作らなくてはならないな、と思った。

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以上、本日の三題噺でした。小説やブログは書き出しが重要だということで、書き方を少し変えてみました。皆さん三題噺のページをよく見られているような分析結果だったので三題噺メインにしました。しかし私の分析ミスだったようで、昨日はゼロビューを達成しております。また絵本の紹介に戻すかもしれません。

因みに今回のお題は「青い」「雨天順延」「ヒットルアー」です。自然に使えているでしょうか。

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