漫画

日本のサブカルが大好きな外国人の漫画

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外国に行けないなら、日本に来た外国人と交流すればよいーー

 

本日紹介する漫画は「日本のことは、マンガとゲームで学びました。」です。

主人公はアメリカ人のベンジャミンさんです。

実在する人物で、現在慶応大学の訪問研究員として活動されています。

 

私は日本が好きで日本に住んでいる外国人の方にスポットを当てたコミックエッセイが好きです。

大抵の漫画は日本人に対して面白い外国人の反応を示すものが多いですが、今回の漫画は「日本に住んでいる外国人にウケる」漫画であるように感じました。

きっと日本に住む外国人の多くが「わかるわかる」と笑えるエピソードが多いのではないでしょうか。

 

この漫画の中で特に興味深かったところは、文章で構成されているコラムの部分でした。

主人公のベンジャミンさんが、日本とアメリカの文化を比較して各テーマについて語ります。

特に私の胸に響いたコラムは「周囲に理解されなくても、自分の好きなことをやってみたら?」でした。

日本の漫画に対する偏ったイメージがあったアメリカでは、大声で日本の漫画が好きだと言うことははばかられる環境にあったベンジャミンさん。

日本に行くと行った時には周囲に猛反対されたようです。

しかしそれでも日本に来て今は大学にも勤めるほどになりました。

私も「やってみたい!」を形にしたいなと思いました。

とりあえずまずは、小説の作品をひとつ完成させるところからですね。

 

私は大学時代に留学生と交流することが多くありました。

私自身が外国に思いを馳せることが多くありました。

しかしお金がなくて留学など夢のまた夢でした。その前に英語の成績もよくありませんでした。

そんなとき、日本のことが好きで日本語も話せる留学生はとっても魅力的な存在でした。

 

私の大学には韓国系の留学生が多く来ていました。

しかし日本の学生はヨーロッパ系やアメリカ系の留学生と交流したいと思う人が多いらしく、コミュニケーションエラーが起きていました。

韓国系の人は、ちょうと政治的に対立していた時期に、知らない人から石を投げられたことがあり、日本に留学に来て日本が嫌いになったと言っていました。

大学で仲良くなった留学生とは、卒業後関係が切れてしまいました。

しかし留学生との交流は、とても良い刺激になりました。

 

大学から一歩出て、奨学金の関係で知り合った方とは2人とも仲良くさせていただいています。

同じ奨学金を受け取っている人たちの交流会があって、そこで連絡先を交換した人達のつながりです。

 

一人目のAさんは今はタイで大学で講師をしているようです。

いつも連絡を取る度に違う国にいて面白い方です。

この間はモンゴルで式典に出ていたようでした。今はタイに落ち着いたそうです。

日本の仏教を学ぶためにわざわざ本場から日本までやって来た方でした。

日本にしかいたことがない私には、仏教が日本の色に染まってガラパゴス化していることに気づいて驚きました。

 

もう一人のBさんは大阪の方で不動産の仕事をしています。

この方は幼少期に色んな国を渡りました。そのため何か国語も話せます

私にはそれが羨ましいのですが、彼からすると日本人の方が羨ましいと言われました。

日本から一歩も出た事がなく(私は一歩は出ましたが)、言語も日本語だけしか話せません。

しかし「君は何人?」と聞かれてはっきり「日本人です」と答えられる日本人が羨ましいと言われました。

叶うことなら小学生などの頃から日本に来たかったと彼は言いました。

きっといじめられるから止めておきなと言いましたが。

 

このように留学生や外国文化からいらした人たちとのつながりは刺激的です。

私もこの漫画の主人公であるベンジャミンさんのように、好きなことを極めていきます!

まずは小説の続きを書くところからですね。

 

本日紹介した漫画

タイトル:日本のことは、マンガとゲームで学びました。

原案・文:ベンジャミン・ボアズ マンガ・イラスト:青柳ちか

出版社:小学館

定価:1100円

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