ひとりで 学んで、画家への夢を 追いかけたーー
本日紹介する絵は「アンリ・ルソー」です。
タイトルは1844年にフランスに生まれた画家の名前です。
生まれも質素な家庭でしたし、画家として大成してからも裕福になることはありませんでした。
アンリ・ルソーは絵を学びに行くだけのお金を持っていませんでした。
だから全て独学で画家への道を追いかけて行きました。
アンリ・ルソーが絵の勉強を始めたのは、40歳のときのことでした。
最初は展覧会に出展しようとしても断られました。
ようやく審査のない展覧会に出展しても、いつも批評家からひどい言葉を浴びせられていました。
それでも批評に慣れっこになるくらいまで、毎年毎年展覧会に出展しました。
そんな画家のお話です。
文章には漢字が使われており、振り仮名が振ってあります。
文字も多い絵本になりますので、上級生向けの絵本になると思います。
最後には作者によるアンリ・ルソーについて大人向けの説明文があります。
そちらも合わせて読んでいただくと、理解が深まるのではないかと思います。
以上、画家のお話の絵本でした。
本日紹介した絵本
タイトル:ひとりで 学んで、画家への夢を 追いかけた アンリ・ルソー
作:ミシェル・マーケル 絵:アマンダ・ホール 訳:志多田 静
出版社:六曜社
定価:1400円