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雑記 上司へのモノの頼み方

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 新年度が始まりましたね。私が所属する部署は、そんなに人の異動はありませんが、ないわけではありません。来週には職員さんの異動が控えています。

 というわけで、今日はちょっとお仕事に関する懐かしい話をしようかと思います。私は大学時代に先生、つまり社長さんや部長さんとお話を沢山して来たため、耐性が付いております。その大学時代の話と、就職してから起こったことをまぜこぜながら、ちょっとした小話をしようと思います。

 私だって新入社員時代がありまして、燃えに燃えておりました。現在は燃え尽きまして、ぼちぼちやろうという所でありますが。

 新人さんにありがちな勘違いは「全部自分でやろうとすること」だと思っています。出世したいのだって、自分でできる権限を増やしたいからではありませんか。

 しかし新人のうちに付与される権限でできることなどないに等しい訳で、そもそもの自分のふがいなさに泣くことになるわけです。この経験そのものは、必要な経験だとも思いますが。

 でもね、自分一人で全部しょい込む必要なんてないと思うのです。頼めばよいのですよ、他人に。

 それも先輩とかに頼むのも可愛いですが、私はよく店長に頼んでいました。まあ、頼むと言っても頼み込むわけではなくて、私はただ独り言を言うだけ。勝手にそばで店長が聞いていて、気が付いたら採用されていることもあるという感じでした。

 いきなり頼むのが大変だったら、自分なりの意見を考えるために楽になる魔法の言葉があります。

 それは「もしも私にすべての権限があったとしたら」。

 もっとここをこうしたらいいのに、と思うことがあっても自分の権限では何もできない。だったら権限がある人の前で独り言「もし私にすべての権限があったらこうしたいな」という夢を語るわけです。

 規約に触れるのであまり詳しくは書けないのですが、私はアンケートモニターが好きで、そこでもこの魔法の言葉を使ったことがあります。「もし私にすべての権限があったら、誰を起用したこんな感じのCMを作る」とアンケートに答えました。そうしたら、イメージ通りのCMがテレビで流れ始めたではありませんか(笑)。

 上司の考え方が理解できないとか、尊敬できない人も居ると思います。その原因のひとつはコミュニケーション不足だと思います。コミュニケーションをよりよくとる一番簡単な方法は、接触回数を増やすことです。1週間に一時間ではなくて、毎日10分話す。そんなことで劇的に改善するはずです。

 皆さんがより良い社会生活を送るために、この言葉が役に立てば幸いです。

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