施設で発表する機会があったのですが、皆さん意外と基本ルール(だと私は思っていること)を知らない様子でしたので、ここで紹介できればと思います。
目次
1.発表時間の確認
まず何が大事かって、発表時間が何分あるのかを確認することが、一番大事です。
発表原稿の長さも、発表資料の枚数も、この発表時間に左右されます。
とりあえず今回は、10分という事で話しを進めて行きます。
2.発表原稿を書く
まずは、原稿を書きます。
私は、Wordの原稿用紙機能を使って作ります。
この原稿の長さですが、発表時間=枚数になるように作ります。
つまり10分なら原稿用紙10枚分の原稿を用意します。
原稿の書き方は、それぞれのやり方があると思います。
私は、それがビジネスなのか、個人的なものなのかで、原稿の構成を変えています。
ビジネス系なら、結論→理由→結論で強調したいところを明確にします。
個人的なものなら、小説のプロットの作り方を参照して、場面設定→展開→結論の順に書いて行きます。
個人的な発表会でこの構成で発表した際には、わかりやすい、面白いとわりと好評でした。
3.発表資料を作る
さて、次はPowerPointで発表資料を作ります。
発表資料も、発表時間=スライド枚数となるように作ります。
つまり10分なら10枚ですね。
表紙と最後の挨拶は、基本的にこの枚数に含みません。
本来ならば、PowerPointで最初に設定されている枠は、全部消去して、テキストの挿入を使って作ることが理想なのですが、私はそこまでPowerPointが得意ではありません。
私自身は、パソコンでスライドを作る前に、紙に書きだしてデザインを考えた方が良いかもしれない、と考えています。
「考えています」というのは、それを思いついたのが最近で実行していないからです……ごめんなさい、PowerPointは苦手なのです。
4.発表原稿を読み込む
実際には、発表する際には原稿を発音して聴衆の皆さんに届ける訳です。
だから原稿は、声に出しながら練習しましょう。
原稿を読む速さは、1枚=1分です。
このくらいの早さが聞き取りやすくて良いのです。
10枚原稿を作ったなら、10分で読むわけですね。
1枚1分だと、意外とゆっくりですよ。
できればアニメーションを付けたPowerPointの資料をクリックしながら練習しましょう。
また、声に出して原稿を読むと、躓く所があると思います。
そこは理解が甘かったり、背伸びした表現を使ったりしている所があるので、原稿を手直ししましょう。
5.まとめ
さて、今回は、私流の発表原稿・資料の作り方を簡単に紹介しました。
発表時間の確認→発表原稿の作り方→発表資料の作り方→発表練習の仕方。
大体このような構成になったかと思います。
私は、基本的には大学でこの方法を習いましたが、世の中の人たちには、発表の仕方は手探りだよ!という方も多いかもしれません。
何かの参考になれば幸いです。