おはようございます、海野豹です。年間100冊を目指して読書記録をブログに付けています。このブログの目標は「毎日1度以上本を開くこと」と「毎日1行以上更新すること」です。
今日の絵本は「かしてあげたいな」です。ニコニコ笑顔が似合う男の子が主人公です。男の子はスプーンやマフラーなど様々なものを持っています。男の子はそれらを可愛い動物たちに貸してあげます。そして最後には男の子と動物達とみんなで仲良く遊びます。
男の子が動物に物を貸してあげるのですが、その貸し方の発想がとても可愛らしいです。まず「~を~にかしてあげたいな」という絵があります。ページを捲るとその動物が少し変わった発想で、その物を使っています。
そして物を貸してあげることによって最後には友達になってくれる動物たちがいます。物を貸すとどうなるかが描かれています。子どもに物を貸すことを好意的に教えることができる絵本となっています。子どもにとって「物を貸す」発想を得ることはなかなか難しいのではないかと思います。この絵本によって一つ大人になった子どもの姿が見られるとよいですね。
紹介した本
タイトル:かしてあげたいな
文:八木田宜子 絵:長 新太
出版社:絵本塾出版
定価:1200円