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雑記 金利の話

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大学時代に習ったファイナンスの知識を記録しておきたいと思います。

家族に見せてみて、金利の説明に使いたいな、なんて画策しています。

これからする金利の話は、あくまで理論上の話で、実際はこんなにうまくはいきません。

さて、ローンを組むと、何となく損した気分になりませんか?

だってそうですよね、同じ商品を買うのに、現在一括で払えば120万円で済むのに、1年ローンにしたら1年後には合計132万円払わなくてはならない、なんてことになりますから。

ここで私が主張したいのは、実は現在における120万円と1年後の132万円は、同じ価値なのだよ、という理論です。

この理論では、まずお金は運用するものであるという前提があります。

つまり、120万円を貯金しておくのではなく、運用することによって1年後に132万円にできる、という前提に立っているのです。

ここでは私が計算しやすい例を出しているだけですから、金利は実際の値ではないわけで、もちろん1年で12万円の利益を運用で出すことは難しいと思います。

120万円のものを1年ローンで買って、金利が0.1で単利の場合、毎月10万円(元金)+1万円(利子)で11万円を毎月払えば1年で完済します。

この時、運用をしている前提ですから、現在の120万円は1年後に132万円に化けますが、1年後の120万円は、120万円でしかないと考えます。

つまり、現在一括で120万円を販売会社に支払えば、販売会社はその120万円を元手に運用することができるので、1年後には132万円にすることができたはずだ、と考えるわけです。

だから、支払いを待つ代わりに、運用で儲けられたはずの金利分を余分に払いなさいよ、となるわけです。

これは買う側にも適用されます。

もし現在商品を買うことをあきらめて120万円を運用すれば、1年後には132万円にできたはずだ、と考えることもできるわけです。

ですから、現在の120万円と1年後の132万円は同じ価値ですから、理論上は一括で払おうが、ローンを組もうが変わらないわけです。

理論上、というところを強調する必要はありますけどね。

実際に金利分だけ運用で利益を出すことは難しいですから、実際問題は一括の方がお安いし、一括で払えるなら一括の方が良いでしょう。

勿論、一括で払うデメリットもあるにはあります。

例えば商品を一括払いで購入後に、大震災が起きたとして、食べるものに困るということが起きたとします。

ローンで払っていれば、120万円(元金)-11万円(1か月分)として109万円は残っていますから、とりあえず何か買うことができます。

しかし一括で払っていると、120万円は既に支払い済みですから、どうしようもありません。

ちょっと強引な例ですけどね。

だいたいこんなところの説明でいかがでしょうか。

単利と複利の話もしたいところですが、それはこの記事の人気度合を見て決めようかなと思っています。

もし私が間違ったことを書いていたら、指摘していただけると助かります。

それでは、今夜はこの辺りで。

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