本日は行きつけの漫画喫茶のレディースディだったので、テガミバチの続きを読んできました。
今回はネタバレありで記事を書こうと思っているので、まだ読了していない方は是非読んでからもう一度来て下さいね。
今回の11巻というと、ちょうどゴーシュが生還したところからでした。しかし残念ながらゴーシュは戻らず、ノワールがラグの手紙弾で得た知識を元に演技をしているだけでした。
次第に明らかになる首都アカツキの真実。その真実に近づくに連れて、ノワールとBEEたちの目的が同じものになっていきます。最終的には協力して戦う姿にはゴーシュを重ねて胸に迫るものがありました。
アンダーグラウンド地方の世界観は絶望に包まれています。それは首都アカツキについても同様でした。人工太陽の下では幸せに暮らしている人たちがいる……そのような幻想を抱いていた事が分かります。
人工太陽は首都アカツキに住む(と言えるのか微妙な所ですが)人たちの心をヘッドビーが太陽に打ち込む事で輝いていたのです。
そこまでして人工太陽を輝かせ続けなければならない理由は、人工太陽の中に巣くっている殻虫を起こさないようにするためでした。
その殻虫と世界中の人々、そして主人公のラグが戦うことになります。
テガミバチのお話は20巻で終了します。最後の終わり方が無理やりハッピーエンドにしたような感じがしましたが、一応形としては完成しています。
テガミバチの世界観が好きだったので、終了してしまって残念です。何度も泣かされました。また新しい漫画を探したいと思います。