今回は、サウンドノベルゲームの「LOOP THE LOOP」を紹介したいと思います。
目次
1.LTLの基本情報
略称LTLは、2020年3月現在、8作目まで公開されています。
今回私がプレイしたのは、1作目の無印です。
このゲームは、アドベンチャー方式を取っていますが、最初から最後まで選択肢もなく一本道でお話しが進んで行きます。
ゲームと言うよりは、ライトノベルを読んでいるかのような感覚でした。
ゲーム内のキャラクターのセリフ回しなども、ラノベっぽさがにじんでいます。
ですので、大人の小説になれている方や、ライトノベルに抵抗がある方には、違和感があるかもしれません。
2.あらすじ
主人公は、高校生です。
主人公が住む街では、失踪事件が起こっていました。
その事件に主人公も巻き込まれてしまいます。
公園で意識を失った後、目覚めた場所は、知らない館の中でした。
そこで出会った仲間たちと不思議な館で生活をしていきますが、その日常は突然終わりを迎え……、と言うあらすじです。
3.レビューに対して
ダウンロード前にストアレビューをよく読みました。
ストアレビューでネタバレを書いている方もいるので、お気をつけ下さい。
その中であった指摘について、いくつか私の感想を述べたいと思います。
まず、表現が稚拙だという指摘。
先ほども書きましたが、全体的にラノベ感覚があります。
私としては気になりませんでしたが、確かに大人の小説を読み込んでいて、ミステリー小説が好きな方には、簡単にラストが想像できてしまうのかもしれません。
私としては、予想外の結末でしたし、とても楽しむことができました。
主人公の性格が悪い、という指摘もありましたが、確かにそこはちょこちょこと感じていました。
でもそれは心の中が文字で表現されてしまうからで、皆口にしないだけで感じているような心の黒さだったと思います。
最後に、途中から急展開を見せるシナリオなのですが、展開に至るまでが長すぎる、という指摘がありました。
確かに、若干長い感じはします。
しかし私も物書きをする立場上、その気持ちもよくわかります。
この作品では、12名のキャラクターが登場するわけですが、展開を始める前に、できるだけ各キャラを描きたいと思う気持ちがわかります。
私としては、これ以上あったら冗長だな、と思うタイミングで急展開が起こったので、丁度良いくらいだと思いました。
4.まとめ
以上がLTL1作目の感想です。
ラノベのような感覚の選択肢もないサウンドノベルゲームでした。
私は、とても面白いと感じましたので、無料ですし、皆さんも一度ダウンロードしてみてくださいね。