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雑記 笑わない数学

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 今日は、休日でした。

 本日は毎週水曜日の23時からNHKで放送されている「笑わない数学」という番組を録画しておいたので、それを観ました。

 この番組は、お笑い芸人のパンサーの尾形さんが、全然知らない数学の世界を解説するという番組です。

 私は、幼い頃から数学から逃げて来ました。

 私は小学生の時に、教科書類を見て、数学だけは異質な教科だと思っていました。理由は簡単で、日本語で理解できないからです(その頃は英語はありませんでした)。

 ほかの教科の教科書は、すべて日本語で解説されており、読めば大体意味が分かるのですが、算数だけは数字で書いてあるだけだし、記号の意味がわかりません。

 極めつけは「1+1=2」の証明が、とても難しいということでした。

 数学の先生に聞いてみましたが「1+1=2」を足し算を使わずに証明できるのかどうか、わかりませんでした。数学の先生が壊れそうだったので、止めました(笑)。

 そういう出来事があったので、私にとって数学は、理解不能な神秘の学問であります。

 そんな意味不明な数学を、中学数学から一切触っていない尾形さんが、勉強して番組で解説してくれるのです。

 こんな面白い番組はないと思いませんか?

 ちなみに、先週の放送が4回目でした。

 1回目は「素数」。1とそれ以外の数字で割ることができない数字の神秘です。

 2回目は「無限」。神の領域と呼ばれる理解不能な世界です。

 3回目は「四色問題」。地図はすべて最小4色で塗り分けられるという問題です。実際に塗り分けて遊ぶアプリも開発されており、なかなか面白い問題です。

 そして4回目は「P対NP問題」でした。何だか急に難しくなったな~と思いました。でも名前だけです。中身はそんなに難しくありませんでした(理解するのが、という意味です。もちろん解けるわけではありません)。

 P対NP問題のNPとは「しらみつぶしに計算しないと解けない問題」という意味です。逆にPは「解くコツさえ知っていれば、簡単に解ける問題」という意味です。P対NP問題とは、私の言葉で説明すると「現在コツが解明されていない問題(NP)に対して、ただコツが見つかっていないだけの話なのか(実際はPなのか)、それとも本当にコツが存在しないのか(実際にNPなのか)」という問題です。

 この番組の中で「一筆書きの問題はP」で「セールスマン問題はNP」と解説されていましたが、違いがわからなくてググった私は、やっぱり数学的なセンスがないのだろうなぁ、と思いました(笑)。

 ちなみに、違いは「一筆書きは経路数の問題」であるのに対して「セールスマン問題は各径路に時間という数字が割り振られている問題」という理解に落ち着きました。

 そもそもセールスマン問題とは?となる方もいらっしゃると思うので、どうぞブラウザで調べてみてください。私に文章で説明する力はなさそうです。

 私はこの番組が始まってから、小学生の算数を勉強し始めました。

 以前、中学数学を勉強し直したら、レベルが高すぎてついていけませんでした。

 小学1年生から始めて、4年生まで来ましたが、既に難しさを感じています。

 自分が学生の頃はひょいひょいって解いてたのに~、なんて話を良く聞きますが、私の場合は過去も解けて無かった記憶が……(´;ω;`)

 数学の難問を解こうとは思いませんが、少しでも理解を深められたら楽しそうですね。

 ちなみに、なぜ数学の難問にかけられている懸賞金ってあんなに安いのですかね。「笑わない数学」で「なんと1億円です!」と大々的に発表されるのですが、大卒の人が一生真面目に働いて手に入る収入の合計は2億円だったはず。あんなに難しい問題で人生を棒に振る人もいるのに、頑張って解いて普通の人の半分しか稼げないって、何ででしょう。懸賞金はドルだから、円安の影響受けてるのかな??

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