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読書 ネット株の心理学

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とりあえず5年後に大学院に行くという前提の元、計画を具体化して行っています。

その中で必要な事が、お金を貯めることです。

どのように節約しようとも、貯金という手段だけでは無理なことに気づいた私は、投資を始めることにしました。

手始めに株式投資について調べていて、図書館で本を借りています。

「ネット株の心理学」は、その最初の一歩を踏み出した本です。

この本では、デイトレードが推奨されています。

私は、大学でファイナンス理論を習いましたから、デイトレは邪道というイメージでした。

しかし著者の主張を聞いていくと、まあ確かに理論的に利益を出すには何十年とかかるわけで、デイトレを勧める意図も理解できました。

それよりも気になったことは、株式市場そのもののゲーム特性です。

株式市場がゼロサムゲームであるというのは、有名な話かと思います。

ゼロサムゲームとは、1億円分勝った人がいれば、1億円分負けた人がいるゲームのことです。

それに加えた特徴として、株式市場は常に成長を求めています。

なぜなら、全員がある株を一定額で買った時より高く売りたいと思っているわけで、それが成立するには、その一定額で売った人と高い価格なのに買った人がいなければならないからです。

経済というものは長期では成長しているものですから、株式市場に参入する時期が遅れるほど不利なスタートになるという理屈になります。

そして株式市場に参入する時期は、私たちには選べません。

今の時代を生きる私たちが、昭和時代の市場に参入できないのは当然なわけで、トータルで見れば昭和より平成、令和の方が株価は上昇しているはずです(実際は知らないけど)。

というわけで、もうしばらく勉強を続けることにしました。

あまり勉強しすぎるのも、瞬発力がなくなるらしいので良いとも言えないみたいですが、自分に合った投資方法を探してみます。

投資には様々な種類があるので、株式投資だけが答えではないですからね。

とはいっても、デイトレに興味が湧いたので、今はデイトレに関係する本を読んでいます。

やっぱり甘くない世界みたいですね。

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