今回は、心理学検定の勉強の一環で読み終えた「知覚心理学」を紹介します。
「知覚心理学」は「北岡明佳編著」となっています。
「いちばんはじめに読む心理学の本」シリーズの5番目の本です。
「ミネルヴァ書房」から出版されています。
目次
1.知覚心理学とは
心理学と一言に言っても様々な分野があります。
その中でこの本が扱っている分野は「知覚心理学」になります。
刺激を受けたら人はどう感じるか。知覚心理学はそのようなことを研究する学問である。
「知覚心理学」P.1
「知覚心理学」の中では、知覚心理学の定義を上記のように設定しています。
そしてその知覚心理学の中にも様々な分野があります。
最初は、興味をひきやすい錯視から入ります。
それから色、明るさ、運動と続いて、最終的に美に到達します。
2.感想
最初の方の錯覚は、興味深く読み進めることが出来ました。
しかし中盤になり、脳の話になってくると、文系の私には少し抵抗が出てきました。
それでも読み進めて行くと、対象が複雑になって来て、それもまた興味を持って読み進める事が出来ました。
私は「心理学検定」の勉強のためにこの本を手に取りました。
確かに範囲として被っている部分もありました。
また「心理学検定」の範囲には含まれないだろうと思われる内容もありました。
それもまた面白いと思いながら楽しく読み進める事が出来ました。
3.まとめ
「知覚心理学」は、「心理学検定」の勉強として有効です。
検定の分野としては、知覚のみの本になってしまい、詳しすぎる部分はあります。
しかし興味を引くように工夫されており、なかなか楽しめました。
楽しみながら検定の勉強を続けて行きたいですね。