皆さんは、就労移行支援というサービスをご存知でしょうか。
障碍者が就職を目指す際に、サポートしてくれる施設です。
その施設の中の「プラーナ湘南」さんを見学・体験してきました。
「プラーナ湘南」さんの良い所と悪い所を記録しておきます。
目次
1.就労移行支援とは?
再び最初の問いに戻ります。
就労移行支援とは、就職を目指す障碍者をサポートする施設です。
どのようなサポートをするのかと言いますと、履歴書などの添削は勿論、面接についてきてくれたり、就職後のサポートもあります。
また、どの施設も学校のように毎日カリキュラムを実施していて、それに参加する事で就職に対する意識をつけたり、毎日のリズムを証明することができます。
カリキュラムは、各施設によって異なります。
同じ団体の違う施設でも異なる様子です。
カリキュラムは、各施設のホームページで公開されています。
就労移行支援を受ける為には、前年の所得に応じてお金を払います。
殆どの人は無料で使える様子ですね。
私は昨年働いていたので、1万円ほど月に払う事になります。
2.プラーナ湘南について
増えている就労移行支援施設の中で、「プラーナ湘南」は、比較的小さい団体です。
団体の大きさとしては、最大手の「リタリコワークス」と2番手の「ウェルビー」があります。
この3つで私は比較して選んでいます。
「プラーナ湘南」は4人の職員で回しています。
利用者人数も20人を超える程度で、標準的であるようです。
3.プラーナ湘南の良い所
さて、プラーナ湘南の体験をしてみて、良いと思ったところを書きます。
まず、アットホームであることですね。
職員さん達が皆さん良い方々で、お話ししていて楽しいです。
それに職員さんも4人と少なめなので、お互いのことを覚える事が出来ます。
私は、心理学を勉強していますが、それに対してコメントをくれる事もあります。
和気あいあいとした雰囲気が、私は好きですね。
4.プラーナ湘南の悪い所
逆にプラーナ湘南の悪い所となると、一番大きい部分は、カリキュラムでしょうか。
カリキュラム自体が悪いという事ではありません。
ただ運用の仕方に疑問を感じます。
もし施設に通ったら、毎日カリキュラムを受けて、将来的には就職活動をするわけで、面接等に行くわけですよね。
では面接にさあ臨もうとなった時に、強みとして利用できるカリキュラムが少ないのかなと思いました。
カリキュラムを受けても、基本的にはやりっぱなしに受けっぱなしです。
それを分析することは、利用者の仕事になります。
施設側として「この人の強みはここです。何故なら試験で点を取ったからです」というようなアプローチができる仕組みにはなっていません。
データが残らず、その日限りになってしまうような印象でした。
5.まとめ
今回は、就労移行支援の「プラーナ湘南」の良い所と悪い所を書いてみました。
悪いところも書きましたが、良い所だって大きい影響力を持つ部分です。
他の施設も体験して、じっくり検討したいと思います。