現在、私が使用しているSNSで、発達障害をお持ちの旦那さんとお子さんを持つお母さんとやりとりしています。
そのやりとりが、私にとって少し衝撃的だったので、記録しておきたいと思います。
彼女のことについては、あまり詳しく語るまいと思いますが、必要な部分だけ抽出して書いて行きます。
彼女の旦那さんとお子さんは、発達障害を持っていて、彼女は毎日その対応に追われています。
家族の中で味方がいないため、友達や信頼できる人に相談をしているそうです。
その時に最後に必ず言われる言葉があります。
「離婚したらいいのに」
この言葉が私にとってはとても衝撃的でした。
彼女のご家族の病気は、病気というより性格に近いもので、治すというより矯正するという感じに近いものであるようです。
私とは違う病気ですし、私自身の感想と家族の苦労を一緒に語ることはできませんが、私もそう言われてしまうのかな?と不安になってしまいました。
私は精神病というものは、大小あれど皆かかるものだと思っています。
鬱は心の風邪というではありませんか。
特に発達障害というものに、私は嫌な感じを受けます。
大学で少しだけ、司書課程科目の生涯学習論で習ったことが印象に残っています。
昔、ある研究者が発達障害の目安を作りました。
詳しい内容は忘れてしまいましたが、何歳までにこれが出来ないと発達障害であると認定されてしまうリストです。
その中で授業で取り上げられた部分は、「18歳になった段階で異性と関わらなければ、発達障害である」とか何とかいう部分です。
ごめんなさい、調べましたが正確な情報は出て来ませんでした。
8年前の私の記憶というかなりふわふわな情報ですが、ご勘弁ください。
つまり、この一文はこう言っています。
「18歳までに彼氏(彼女)が出来ない人は発達障害である」
そんなことあると思いますか?ないですよね。
つまりこの授業の先生の意図はこうです。
「発達障害の基準などというものは当てになるものではない」
社会にとって不都合な性格や生き方について、発達障害のレッテル貼りをしているだけだ、と私は受け取りました。
結婚して家族になるということは、その後に起こる災害も一緒に乗りこえて行くものではないでしょうか。
例えば、家族が事故に遭って身体障がい者になってしまったとして、「じゃあ離婚すれば?」などと周りの人はアドバイスするでしょうか?
この辺りが精神病がまだまだ理解されていない様子を映しているかなと思います。
私だって、今は薬を服用していれば何の問題もなく日常を送ることができます。
それはとっても幸運な事だと思っています。
でも、もし薬が切れたら、私は私自身で思い出したくなくなるくらいに発狂します。
その時に、もし今の彼と結婚していたら、彼は「離婚しよう」と言ってくるのでしょうか?
私は病気について隠してはいませんが、彼は本当に理解した上で私と生活を共にしているのでしょうか?
ちょっとモヤモヤする私でした。
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追記です。
ササッとググったところ、精神病を原因に離婚事由と認められることはあるようです。
しかし彼女のような発達障害はその精神病には該当していない様子です。
逆に私がヒットしてしまいましたが。
彼にそのような検索をさせないためにも、きちんとお薬を飲まないと、ですね。