そのはなで よ空を てらしておくれ!
本日紹介する絵本は「赤はなのトナカイ ルドルフ」です。
気分は一足早くクリスマスですね。時期には合いませんが、気になったので読んでみました。
この絵本は、1964年に制作された人形アニメーションを元にしたオリジナル絵本です。
赤はなのトナカイと言えば、童謡の「赤はなのトナカイ」を連想します。
しかしその歌詞とは似ても似つかぬ内容の絵本でした。
童謡では、サンタに赤はなを認められることになっています。
しかし本書では、サンタにも両親にも赤はなを残念がられてしまいます。
そして旅に出たルドルフは一人旅で成長するお話となります。
ところどころで、伏線をもう少しうまく使えるのではないかな?というシーンがありました。
でも読んでいて突っかかるほどでもなく、楽しく最後まで読めました。
この絵本には簡単な漢字が使われています。小学1.2年生レベルかと思われます。
これから来るクリスマスに、一冊いかがでしょうか。
本日紹介した絵本
タイトル:赤はなのトナカイ ルドルフ
文:遠山海彦 絵:塚田 恭子
出版社:メディアファクトリー
定価:1300円