子どものちょっとした心のつまずきによりそう愛らしいイラストのオランダ絵本ーー
本日紹介する絵本は「いじわるなないしょオバケ」です。
主人公のサラは、ママの大切なネックレスを壊してしまいます。
それをないしょにしていると、ないしょオバケが現れてーー?
子どもの頃に誰でも似たような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
ないしょオバケは、悶々とする気持ちを絵で表したものだと思います。
ないしょオバケがいなくても、きっとサラはないしょを無くすように努力したことでしょう。
大人になると人には言えない秘密の1つや2つできるものです。
でもその秘密をオープンにすることによって、前進することもあります。
少なくとも私は、こうしてブログを書く時にはできるだけオープンにしているつもりです。
その理由は、私が私たる由縁が秘密と関係していると思うからです。
ブログを書き始めてしがらみもでき始めました。
家族からは「オープンにしすぎではないか?」と言われたこともありますし、会社の上司だって見るかもしれないものです。
でもブログという特質を生かすためには、個人的な部分も出していく方が記事として面白いと思うのです。
「私小説」みたいなものですね。
絵本から逸れてしまいました。
「いじわるなないしょオバケ」は子どもの心に刺さる絵本だと思います。
教育的な絵本としてオススメします。
本日紹介した絵本
タイトル:いじわるなないしょオバケ
作:ティエリー・ロブレヒト 絵:フィリップ・ホーセンス 訳:野坂悦子
出版社:文溪堂
定価:1300円