今夜のテーマは「睡眠」です。今日は時間がないので、途中で尻切れトンボになるかもしれません。
睡眠……それは動物が必ず取る行動です。これがないと生きていけません。なぜなのでしょうか。
自然界で「眠る」という行為は、とても危険なものです。眠っている間に天敵に襲われる危険があるからです。それなのに、なぜ眠らないと生きていけないシステムになっているのでしょうか。
「眠る」ことをひとつの「死」だと表現した人が居ました。毎日生物は誕生し(目覚め)、活動し、死を迎え(眠り)、また明日誕生するということです。
この考え方を採用すると、昨日の私と今日の私は別人だけれども繋がっているということになります。連続しているけど違う者。昨日の私より、今日の私の方がちょっと良くなっているはず。そう思うと何だか明るい気分になりますね。
そう思うと、今日一日を精いっぱい生きないといけない気持ちになって来ます。逆に、中途半端に眠い私は、死に近づいているのかもしれません。夜の一時的な死が中途半端だから、実際の死が近づいている、そう思うとちょっと怖くなりました。
夜の死がうまく機能しない理由は、恐らく複合的なものです。単純に睡眠時間も短いし、体質的に疲れやすいし、何か病気を持っているのかもしれません。目を向けるべきなのは、昼間の眠気の方ではなくて、夜の睡眠の方なのかもしれません。
とはいっても、いきなり解決することは難しそうです。とりあえず今日は瞑想しながら寝てみましょうか。ハーブティーを飲んで寝るものよさそうです。
いろいろできそうなことが見えてきました。とりあえず、今日の死に向かって今日できることを沢山しておきます。
今夜のテーマは「睡眠」でした。睡眠とは、毎日迎える小さな死。しっかり死を意識してこそ、精いっぱい生きられるというものです。