本日は映画の「翔んで埼玉」を観てきました。そのレビューを書きたいと思います。
1.事前知識が必要
私は事前知識無しに映画に臨みました。
もちろん、大人の方や他に一緒に観ている方は笑いが漏れている方もいました。
私も、全く笑えなかったわけではありません。
しかし笑えるようになった時間は中盤を超えていました。
埼玉や千葉、茨城、東京、神奈川、群馬辺りの他県との感覚を掴んでおくともっと笑えるポイントが多かったのかなと思います。
後は各県の名産品くらい多少知っているだけで面白さがまた違ったものになったかと思います。
2.主人公
私が気に入ったキャラクターは「壇ノ浦百美(だんのうらももみ)」でした。実写映画では「二階堂ふみ」さんが演じています。
この「翔んで埼玉」の主人公は「壇ノ浦百美」だったのですね。
最後のスタッフロールが流れた時に気が付きました。
それまではずっと「麻実麗(あさみれい)」が主人公だと思っていました。映画では「Gac㏏]さんが演じています。
「壇ノ浦百美」は東京都知事の息子で、白鵬堂学院という高校の生徒会長を務めています。
白鵬堂学院は東京トップの高校で、東京都にどれだけ貢献したかで格付けがなされています。
もちろん、東京の良い立地に住んでいればいるほど、格付けは上がっていきます。
そのような学園で虐げられているものがいました。
それは埼玉出身の者たちです。
その学園に謎のアメリカ帰国子女の「 麻実麗」が転校してきます。
「麻実麗」と「壇ノ浦百美」のダブル主演で話は展開していきます。
「壇ノ浦百美」は東京都知事の息子ということで、埼玉県出身の者に強い嫌悪感を抱いていました。
しかし「麻実麗」と関わっていく内に、心境が変化していきます。
この心境の変化の描き方が見事だと思いました。
今まで東京都に住んでいて、他県の者たちを虐げることが普通だと思っていた百美が、救世主となるまでのお話となります。
誰よりも父を尊敬していた「百美」のあのセリフが胸に刺さりました。
どのセリフかは実際に映画を観てあなたの胸に刺さるセリフを探してみて下さい!