職なしガールの残念だけど悪くない日々ーー
本日紹介する漫画は「思いつき無職生活」です。
このコミックエッセイの著者のいけださんは、「なんとなく」5年続けた会社を辞めて無職になりました。
それから無職生活や就職活動の4コマ漫画をブログに書いていました。
そのブログがヒットして、この漫画の書籍版が生まれました。
最終的にこの漫画本では、いけださんは無職を脱して終了します。
私自身、転職や辞職を考えていたこともありました。
だからこの漫画のコラムで紹介される年金や保険の手続きが参考になりました。
個人で手続きそのものは変わるはずなので確約はできません。しかし俯瞰してみることが出来て、助かりました。
無職の生活というものは、もっと充実しているのかと思っていました。
やりたいことが自由にできて、楽しい生活なのかと思っていました。
しかしこの漫画で紹介される毎日は、ずっと寝ていたりネットサーフィンをしていたり過ごしています。
それが等身大な感じがして、逆に参考になりました。
子どもの頃の長期休みを思い出しました。
宿題は締め切り前に一気に終わらせるタイプだった私。
きっと今仕事を辞めたらいけださんと同じ道をたどる気がします。
また驚きだったことは、無職中の1ヶ月の出費が13万円を越えていたことでした。
無職で収入がないのに、月に13万円も飛んで行くの!?と私には衝撃的な数字でした。
私の貯金を考えても、無職を1年したらもうカツカツです。
年金に保険に食費…お金がかかることは知っていましたが、これほどとは思っていませんでした。
とはいえ著者は、実家に帰らずに一人暮らしを続けていたから出費が激しかったのかもしれません。
実家に帰ればきっと抑えられる出費が沢山あるでしょう。
でも無職ライフを謳歌したかったいけださんは独り暮らしを選んだのです。
それはそれで、幸せな選択だったのではないかと思います。
私自身仕事を辞めることを考えたことがあります。
これから仕事を辞める同期もいます。
周りの人たちにこの漫画本を勧めてみたいなと思いました。
本日紹介した漫画
タイトル:思いつき無職生活
著者:いけだいけみ
出版社:KADOKAWA
定価:1000円