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雑記 上司の見方

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 最近は別のSNSで記事を書くことが増えましたが、このブログもお金を払って続けているので、たまには記事を書こうと思います。

 今日のテーマは「上司」です。私は上司が大好きです。おそらく大学で経営学部に所属し、立場が高かった先生たちの生の声を聴いて来たからだと思います。

 大学の先生というと、俗世を離れた存在のような気がするかもしれませんが、経営学部に限定すれば「民間企業の部長さんだった人」とか「現役社長さん」とかが沢山います。経営学部だけでなくて、経済学部や商学部もそうかもしれません。

 私は昔から先生に愚痴られる性質でして、高校の社会の先生の愚痴から始まって、大学では愚痴られまくっていました。特に現役社長さんの愚痴が一番多く、様々なエピソードがあります。

 そんな等身大な「部長さん」や「社長さん」の姿を知っているからでしょうか。就職してからもそのイメージを引きずっています。

 例えば部長さん。学生時代にある会社の部長さんだった先生が、たまにやっと家に帰ることができて、愛犬に近寄って行ったら飼い犬に手をかまれたエピソードを聞いていました。それから私は職場で部長さんの肩書を持つ人をみると「飼い犬の手をかまれるかもしれない人だ……」と思うようになりました。もちろんすべての部長さんが飼い犬に手をかまれた経験があるわけではないですが、少し親近感がわきませんか?

 上司って、慣れない人にとっては怖い存在ですよね。それはもちろん、上司の方が立場が高いわけで、用語を使えば「権威」が発動しているからです。私も一時期発動しましたが、めちゃくちゃ怖くなるのですよね。上司によって自分の価値が左右されると思うと、とても怖くて近づけません。

 でもそれは、上司にとっても部下にとっても良くないことだとも思います。私が使う作戦は「単純接触効果作戦」です。超簡単な心理学の理論なのですが、半年に1回1時間の面談をするよりも、毎月10分の面談をする方が仲良くなれるという理論です。

 だから上司に積極的に話しかけていきます。私は経営学部出身ですから、経営的な話題も得意ですし、愚痴の話でだらだらするのも楽しいです。

 私の直属の上司は、現在つかれてぐでたま中です。仕事の時間には話しかけられませんから、昼休みでかつ暇そうなときを狙ってお話します。もうね、休み時間はどうでもいい話をだらだらしたいみたいです。私は癒しになればいいなと、同じ趣味の話題で盛り上がりました。

 この上司の姿を見て「ぐでたまするな!」と思う人もいるでしょう。でも、上司だって人間です。ぐでたましたいときもあるのです。

 大学の現役社長さんの先生が、社長室でぐでたましていたら、突然入って来た経営企画部のお兄さんに怒られたというエピソードがありました。でも今の職場は、上司がぐでたましていても「今はお休み中か……」とそっと去っていく方が多いです。そういう職場の雰囲気も好きだなっと思います。

 広い世の中ですから、もちろんどう考えてもダメな上司というのも存在するのでしょう。しかし、多くの上司さんは足りない人間として頑張っています。上司さんのこと、ちょっと暖かい目で見てみてはいかがでしょうか。

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