絵本

お父さんと散歩する楽しみを感じる絵本

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こんにちは。海野豹です。年間100冊を目指して読書記録をブログに付けています。このブログの目標は「毎日1度以上本を開くこと」と「毎日1行以上更新すること」です。

 

さて、本日の絵本は「おとうさんとさんぽ」です。全ての文字が平仮名で書いてあります。片仮名には平仮名で振り仮名が振ってあります。小さいお子さんでも平仮名が読めれば自力で読めます。内容も難しいものではありません。

お話の中に動物達が登場します。さも当然のように会話が繰り広げられるので、少し不思議な感じがします。子どもが動物と会話するモチーフは多いです。しかしこの物語には「お父さん」も登場しているのです。お父さんまでもが動物と会話をしている所を見ると、少し抵抗感がありました。そのような抵抗感にも、読み進める内に慣れましたが。

この絵本を選んだ理由は、タイトルに惹かれたからです。私には父の記憶がありません。そのため、一般的な感覚として「おとうさんとさんぽ」することはどのような感じなのかを体験したかった為です。

この物語でのお父さんは頼りになる存在です。しかし最後の動物との対話では、主人公の子どもが力を発揮します。最後の問題を子どもが解決する所にこの物語の面白さがあると思います。

どのような動物達と出会い、困難を解決していくのか、読んで楽しんでみて下さい。

 

紹介した本

タイトル:おとうさんとさんぽ

作・画:にしかわおさむ

出版社:教育画劇

定価:1000円

-絵本

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