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雑記 即席麺でバリカタを再現するには、どう茹でるのが最適なのか?(調査編)

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 バリカタの麺でおいしいラーメンが食べたい!でもうまかっちゃんは九州にしか売ってないし、指定の90秒茹でたらゆるゆるになってしまった、そんなあなた!茹で時間は何秒が最適なのか、リサーチしてみましたよ!

結論!

なぜバリカタを即席麺で再現する方法を調べたのか?

 私は九州に縁がありまして「うまかっちゃん」という即席麺を購入する機会がありました。うまかっちゃんは、九州にしか売っていないご当地即席袋麺で、バリカタ(茹で時間が短く麺が硬い)ことが特徴です。

 さっそく試しに一袋開けて「野菜炒めのっけうまかっちゃん」を作ったのですが、指定の90秒を茹でたら何だか麺がゆるゆるで、イメージしたバリカタになりませんでした。

 今回は野菜炒めを乗っけたり、うまく麺がほぐれなかったりして、指定の90秒茹でたつもりでしたが、少し長くなってしまったかもしれません。

 そういう反省はありつつも、バリカタを即席麺で再現するためには、何秒茹でるのが適切なのか、どの袋麺を使うのが良いのか、リサーチできる範囲でしてみました。

調査方法

 今回は「Googleキーワードプランナー」というツールを使って、どんなキーワードでバリカタについてGoogle検索されているかを調査し、その上で参考になりそうなメーカーサイトを確認しました。メーカーサイトに直接茹で時間が表記されているサイトは少なかったので、リンク先等のアレンジレシピを参考にしました。今回の調査では、各メーカーの公式サイトから飛べる範囲のみ調査しております(補足を除く)。

調査のこまごまとしたデータたち(読み飛ばし可)

 今回参考にしたメーカーは次の4社です。

ハウス食品(うまかっちゃん)

 うまかっちゃんの指定茹で時間は90秒です。今回、この秒数茹でて失敗したと感じています。

 「うまかっちゃん バリカタ」で検索すると、ハウス食品のサイトがヒットし「バリカタ1分うまかっちゃん」のレシピが結果に出てきました。指定90秒のところを60秒に短縮することで、硬麺のうまかっちゃんができるのではないかと推測されます。

 ただ、90秒茹でていて、麺がほぐれる時間が90秒ギリギリでした。60秒で本当に食べられるレベルまでほぐれるのでしょうか?(これについては補足を参照のこと)。

明星食品(チャルメラ)

 検索結果の中で一番情報が豊富だった商品は、この明星食品のチャルメラでした。「バリカタ麺豚骨」がヒットしました。

 販売地域は全国となっております。先に挙げた「うまかっちゃん」は、九州でしか販売していないので、チャルメラの方がどこでも手に入りやすいと言えます。

 チャルメラの茹で指定時間はうまかっちゃんと同じ90秒でした。直接茹で時間の記載は無かったので、アレンジレシピのページを参考にしました。「チャルメラを作る」という表記も多い中「定番バリカタ豚骨焼きラーメン」「明太バター焼きラーメン」「チャルボナーラ」では茹で時間の表記がありました。

  •  定番バリカタ豚骨焼きラーメン→90秒
  •  明太バター焼きラーメン→90秒
  •  チャルボナーラ→60秒

 焼きラーメンはちょっと違うことを考えると、チャルボナーラの60秒という時間が、アレンジを加えるにはちょうど良い茹で時間であると考えられますね。

サンヨー食品(サッポロ一番)

 サンヨー食品では「旅麺 博多 豚骨ラーメン」という商品をサッポロ一番ブランドで取り扱っています。しかし、公式ページには茹で時間の表記がないこと、アレンジレシピで扱われている近い商品は「塩とんこつ」であったこと、塩とんこつの茹で時間も120秒以上であるなど、バリカタではなさそうな結果となりました。

マルタイ(屋台ラーメン)

 マルタイは「棒ラーメン」などの商品が有名なメーカーです。公式サイトのアレンジレシピを選択するとクックパッドにリンクされていました。使用されていた袋麺の種類は「屋台ラーメンとんこつ味」でした。

 ここで発見できたアレンジレシピは「香ばしニラ玉とんこつラーメン」で、茹で時間は180秒でした。バリカタではなさそうです。

結果分析

 以上の調査結果から言えることは「九州に行けなくてうまかっちゃんが手に入らない場合は、チャルメラを代用するのが良い」「90秒指定でゆるゆるだったなら、次回は公式のうまかっちゃんバリカタの作り方や、チャルボナーラを参考に60秒で茹でてみるのが試作として良い」の2点です。

補足 即席麺をほぐすタイミング

 この調査を終えて、また別の煮物料理なんぞを作っていたのですが、ふと「明らかにこのまま60秒では麺がほぐれない。何か方法はないか?」と思いました。とりあえず検索窓に「即席麺 はやくほぐすには」と入れて検索してみました。

 するといろんな方のブログやらライブドアニュースやらがヒットして、どの記事にも「麺がほぐれるようになるのは指定時間の2/3を超えた頃から」と書いてありました。

 「うまかっちゃん」の場合「ほぐしながら90秒茹でる→火を止めて粉末調味料を入れる→どんぶりに移して調味油を入れる」という工程で作ります。

 この「90秒茹でる→60秒茹でる」に変化させるわけですが「60秒茹でる→火を止める→麺をほぐす→粉末調味料を入れる→以下同」という工程を踏めば、慌てずにバリカタを作れるのではないでしょうか?

 次回これを参考に作ってみます!本当は今すぐ試したいけれど、お腹いっぱいだから、また今度にします!!

まとめ

 バリカタを即席麺で再現する方法を調査した結果、全国的には「チャルメラのバリカタ麺豚骨」を使うこと、90秒指定のところ60秒茹でること、(補足から)60秒茹でたら火を止めて麺をほぐして調理すること、の3点を結論として導き出すことができました!

 実際に今度は作ってまた試行錯誤してみたいと思いますので、次回「実践編」をお楽しみに!

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