雑記

日記 退職後の確定拠出年金の行方 私の場合

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先日、私の元に「確定拠出年金 ご退職後のお手続きのご案内」というお手紙が信託銀行から届きました。

私は今年の1月に会社を退職しました。

私が勤めていた会社では、確定拠出年金を取り扱っていました

退職後の半年が過ぎるまでの間に何か手続きをしないといけない様子です。

でもよく分からなかったので、信託銀行にお邪魔しました。

……でも窓口受付ではなくて、電話でしか受付ていなかったので、交通費が無駄になりました。

ともかく、今回は私の場合でどうなったのかを説明したいと思います。

1.現在の私の状況

まず、私は現在資産を持っています。

しかしそれは会社のお金を含んでいます。

私が勤めていた会社では、3年未満で退職すると拠出金を返却しなければなりません。

私が勤めた期間は、2年9ヶ月です。

だから返還対象となり、私の残りの資産は2000円ちょっととなりました。

私が現在選択できる方法は「脱退一時金」と「国民年金基金連合会への自動移換」でした。

2.脱退一時金

「脱退一時金」という方法は、要するに退職金を受け取ってしまう、という選択肢です。

2000円は手元に残りますが、2年9ヶ月という期間もなくなってしまいます。

先日、All Aboutで簡単に確定拠出年金について調べました。

その際に、その「脱退一時金」は止めた方がよいこちらの記事にアドバイスが書いてありました。

理由としては、将来大きなお金になるはずの資産を受け取ってしまうことで、将来の年金が減ってしまうためです。

年金は、少ない退職金をちびちび貰うより、大きく育ってから一括で貰うことがスタンダードです。

そして何より、年金を払った2年9ヶ月が何処かに飛んでいってしまうのです。

年金を受け取るためには、年金を受け取るまでに10年間保険金を払う必要があります。

この2年9ヶ月が、その10年にカウントされなくなってしまうのです。

だから、この選択肢はないなぁ、と私は考えています。

ということで、私の選択肢は「 国民年金基金連合会への自動移換 」に絞られました。

3.国民年金基金連合会への自動移換

「国民年金基金連合会への自動移換」は、本来は避けるべき手段と言われています。

保険金が国の管轄になってしまうことや、手数料がかかるだけで運用ができないことが理由です。

All Aboutのこちらの記事に書いてありました。

確かに、この手数料を払うことによって、私の資産はゼロになってしまいます。

しかし「国民年金基金連合会への自動移換」という選択肢を取ることによって、2年9ヶ月を繰越すことができるのです。

それに、私には他に選択肢がありません。

何故、私には選択肢が無いのか?

本来あるはずの選択肢とは?

それは「企業型確定拠出年金」と「個人型確定拠出年金」です。

4.企業型と個人型の確定拠出年金

「企業型確定拠出年金」というのは簡単で、再び確定拠出年金を扱っている企業に勤めるということです。

資産の行く末を決める退職後半年間の内に再就職する場合、ということですね。

現在私は無職再就職の予定は無いので、これはナシです。

もう一つの存在は「個人型確定拠出年金」です。

最近流行の、iDeCoというヤツですね。

大学時代によく聞きました。懐かしいです。

これに私は加入することが出来ません

理由は、国民年金の免除を受けているからです。

これに該当すると個人型確定拠出年金には加入出来ないそうです。

だから私の選択肢は「脱退一時金」と「国民年金基金連合会への自動移換」であり、より良い選択肢は「国民年金基金連合会への自動移換」となりました。

5.まとめ

退職後に届くハガキの「確定拠出年金の加入者資格喪失のお知らせ」は、再就職後に2年9ヶ月を繰越すために必要なので、大切に取っておきます。

これで確定拠出年金の退職後の手続き、私の場合はおしまいです。

やっぱり難しいテーマですが、大学時代にちょっとかじった甲斐がありました。

みなさんの参考になれば、嬉しいです

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