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読書 脳を活かす仕事術

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1.本の概要と著者情報

今回は「脳を活かす仕事術」を紹介したいと思います。

この本は「茂木健一郎」さんが書いた「自己啓発書」です。

「脳を活かす勉強法」という本が先に出版されており、現在は「脳を活かす生活術」という本も出版されているようです。

2.脳がある目的

この本の中で、脳が存在する目的について「生きる」ためだと書かれています。

生きて「生命の輝き」を放つために、脳は存在しているのだ、と。

「生命の輝き」を実現するための行動として、以下の5つが挙げられています。

  • クリエイティビティ(創造性)をもっていること
  • セレンディピティ(偶然の幸運に出会う力)があること
  • オプティミスト(楽天家)であること
  • ダイナミックレンジ(情報の受信範囲)が広いこと
  • イノベーション(改革・革新)を忘れないこと

これらの行動に一章ずつ当てながら、詳しく解説されています。

すべてを紹介することはできないので、一番気になった「創造性」について掘り下げて行きます。

3.創造性の鍛え方

創造性を発揮するために必要な要素は、2つあるそうです。

それは「経験」と「意欲」です。

経験については、少しずつ積んでいくことしかできません。

意欲についての解説が少し載っていました。

 意欲とは、たとえていうなら「川の流れ」のようなものです。

 川の下流域が、表層に現れる意欲だと考えてください。下流域がどのくらいの勢いで流れるかーーつまりその流量は、上流域の水源で発生する水量とエネルギー量で決まります。

「脳を活かす仕事術」p.109 ll.4-6

この、上流域のエネルギー量を増やす方法として「いいものをたくさん見聞きする」ことが挙げられていました。

つまり、「経験」と「本物をたくさん見る力」によって、創造性は育まれるということですね。

4.まとめ

「脳を活かす仕事術」は、いろんなヒントが載った本でした。

しかしここですべて紹介することはできなくて、残念です。

私のパソコンには、データを移しておいたので、また見返したいと思います。

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